期間従業員雑談

期間工の本当のデメリット!赴任する前に覚悟しておくべき真実

期間工になる前に、未経験だとどうしてもデメリットを知りたくなります。期間工になろうと思うが本当になって大丈夫なのか、福利厚生だけで選んでしまっても良いのか。

期間工は体力的にきつい?の真実

期間工は体力的にきつい、という声が多く聞かれます。これについては真実ともウソとも言えません。なぜかというと、期間従業員が担当する工程の数は山ほどあり、楽なものもあれば、辞めたくなるほどきついものもあるからです。

体力的にきつい職場もあるけれど、それにあたらない可能性も高い、という点が真実ではないでしょうか。

期間従業員について少し調べた方なら「期間工ループ」という言葉を聞いたことがあると思います。期間従業員の仕事をずっと続けるという事です。

続けたくないほどキツい仕事だと言われる期間工に、果たして期間工ループなる言葉が生まれるでしょうか。

期間工の仕事は確かに体力勝負な部分もあります。ですがどうにも大変なのは仕事に必要な筋肉が出来るまでの1週間から2週間と言われます。それが過ぎれば筋肉痛もなくなり、眠気を感じる事もあるくらいにまで進歩するのです。

もちろんばね指になる人も中にはいます。いますが、全員がばね指になってしまっては仕事ができませんし自動車は生まれません。

一部の人の声が大きくなっている部分もありますが、すべては慣れが解決してくれる問題です。体力的にきつい、というのは、人にもよる、工程にもよる運要素の一つです。

寮生活がデメリットな人もいる真実

寮生活はデメリットに入るでしょうか。

多くの自動車関連工場の寮は無料です。生活費がかからないので、その分期間従業員以外の職場よりも多くお金が貯まります。7万円~10万円は違ってくるのではないでしょうか。

生活に必要な物が一通りそろっているので、メリット面が大きいように思われます。

しかしながら寮生活にもデメリットはあります。それは隣人です。期間工の寮の壁は薄いところが多いので、生活音はある程度筒抜けになってしまいます。

隣人がうるさければ、せっかく休んでいるのに余計なストレスを感じてしまいますよね。仕事よりも寮が辛いという人も多いので、寮生活はデメリットになり得ます。

ただ、これも隣の人が静かな人であれば本当に快適に過ごせるので、こちらも運要素が強いと言えます。

期間工仲間はデメリットにはならない真実

期間工はろくな人がいない、という事をイメージする人がいるかもしれません。中にはそんな人もいるかもしれませんが、実際に働いている人達はとてもフレンドリーな人が多く、仲良くなれば一生付き合いたいと思えるような人もたくさんいます。

誰しも期間工になる上で苦労をしていたり、何かしら事情を抱えている人達も多いのです。

低学歴定収入が多いのかと思えばそうでも無く、高学歴であったり、株やFXで大儲けしているのに期間工をやっている人も実際にはいるのです。

すぐさま喧嘩になるような人や、何かあれば脅すような人というのは、出会うほうが珍しいくらいです。

期間工を辞めてからもずっと連絡を取るような仲間も出来るので、期間工仲間はデメリットとは言えません。

社会的な信用が無い?職歴上期間工はデメリットの真実

期間従業員は社会的に信用が低いと言われますが、社会的に信用をアピールできる場は言うほど多くありません。

例えばクレジットカードを作る場合も問題なく作る事ができます。期間従業員はパートアルバイトよりも上になるので、社会的に信用はむしろ劣らないと言えます。

住宅ローンですら条件面は正社員より劣るのは間違いないのですが、借りることは可能です。

職歴上デメリットになるかどうかについては、3年未満の勤務年数になるので、そこをどう会社が評価するかにもよりますが、基本的に職業欄に「期間従業員」と書くわけでは無いので、アルバイトなどで空白期間を作るよりは良いというのが面接官の思うところではないでしょうか。

3年にこだわるかこだわらないかは面接官次第ですが、基本的にはその人の能力の差や考え方、また即戦力となるかどうかが最大の基準になるので、3年未満だからという理由でそれ以外を評価しない会社ならばむしろ避けられて良かったと思うべきでしょう。

大事なのはその期間をどう過ごしたか、何を得たかという事です。

学びが少ない、成長の実感がない真実

期間工の最大のデメリットは「やりがいの無さ」と言われます。

2年11カ月間、ともすれば同じことをずっとやり続けるわけです。複数の工程を任されることもありますが、基本的にずっと同じところをやります。

2年11カ月間ずっとネジを締め続けます。ずっとマスキングテープを貼り続けます。ずっとフォークリフトを運転します。ずっと配線をし続けます。ずっと同じ工程です。

この工程の作業を、より楽にするためにはどうすべきか。より早くするにはどうするのか。より正確にするためには、という改善をずっと考え続けます。

2年11カ月後のスキルは、2年11カ月前の自分とあまり変わりません。積極的に学ぼうとしない限り、ごく普通に働いているだけでは学ぶことは自分の工程の事だけで終わってしまいます。

また期間工の頃に得たスキルは、全く社会に役に立ちません。

手に職にすらならない2年11カ月を過ごすことは、期間工生活の最大のデメリットです。

学びに飢えることこそ最大のメリット

期間工になるデメリットで、学びが無いことがデメリットだと言いましたが、これは逆に良い面もあります。「このままではいけない」と思えるという事です。

期間工をやっていると、2年11カ月それだけをやれば過ごせます。派遣切りのようなことは滅多にありませんから、そうした社会の問題さえなければ誰しも平穏に過ごせます。

何も得ることが無い焦り、何も成長しないことへの焦りは、資格取得や投資、副業に向くようになります。誰しもこのままではいけないという焦りを覚えます。中には趣味を徹底して極める人もいます。ゲームが達人レベルにうまい人もかなりいます。

期間工の仕事はほとんど頭を使うことがありませんから、その分寮にもどってから何か取り組む余力が十分にあるのです。

体力的にきついのは最初の2週間ほどなので、初任給が出る頃には何を買おうか、何をしようかと考える余裕があります。

期間工で成長できない分、自分自身が積極的に学ぼうとするのです。積極的に学ぼうとするから記憶にも残ります。これはとても好循環です。

難関資格、難関大学受験などを目指す人達が、その目標をクリアできるのは、期間工でいい感じに焦りを覚えるからかもしれません。

期間工のデメリットまとめ

おさらいをしましょう。

期間工のデメリットは

・仕事がきつい→工程によるが多くは最初だけ
・寮生活が辛い→隣になる人次第
・社会的信用がない→そうとも言えない

・成長できない→だからこそ成長しようと努力する

という内容でした。どの工程になるか分からない、どの寮になるか分からないという運要素は強いですが、本当にデメリットと言えるのは「成長できないこと」です。

自分自身変わらなければならないがまず何から始めれば良いのか分からない方は、期間工でじっくりと考える時間を持つのも良いと思います。