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期間工とアルバイトの違いについて

期間工になろうか迷う人の中には、アルバイトを探そうか、期間従業員になろうか、という2つの選択で迷う人がいます。

最大の違いは生活費

期間工は生活費がかからないものも
アルバイトは居住空間を自分で用意しなければなりません。当然家賃や電気・ガス・水道代がかかります。実家暮らしで無い限り、給料の大半は生活費で消えてしまいます。

自動車関連の期間従業員の場合、寮生活が大半ですから、家賃や水道光熱費は無料であったり、1万円以下である場合がほとんどです。一人暮らしという選択はできますが、大半の期間工は寮で生活しますから、本来かかるはずの生活費分が丸々貯蓄に回せます。

期間従業員になる最大の利点はこの生活費分の確保ができるという事です。そのためローン返済などが必要な人などは、このメリットを活用して一気に返済してしまう人もいるほどです。

また趣味に思い切り舵を切れるという点で、期間従業員の生活は質素倹約とは程遠く、積極的に消費していく人もいます。寮に止まっている車もそこそこ価値の高い車種も珍しくなく、ここがアルバイトには無い魅力になっています。

シフトは自由では無い

アルバイトではシフトはある程度自分が介入する余地があります。急に入れなくなっても連絡一つで代わってもらえたり、残業を断ったり、休みの日を自分で決められるのはアルバイトの魅力の1つです。

期間従業員は原則として社員になるので、シフトは会社に一任となります。休みたくても休めない、自分でシフトを決める余地はありません。残業を断ることも基本的にはできません。

期間工には有給休暇が付与される

アルバイトは基本的に有給休暇はありませんが、期間従業員では半年以上の勤務で6日の法定有給休暇日数が付与されます。1年半でさらに付与され、原則として自分の好きなタイミングで会社が認めた場合に休むことができます。

労働期間が定められている

アルバイトは基本的に都合の良い時期に退職することができますが、期間従業員は更新時期が定められており、その間は基本的に退職することできません。

アルバイトが退職する場合には2週間前までに告げる必要はありますが、期間従業員は雇用期間を満了する契約のもとでの雇入れになっているので、やむを得ない事情が無い限りは退職はできません。3ヶ月更新や6ヶ月更新などがあり、1契約あたりの契約期間としては比較的短期間なので、アルバイトと比較して一概に劣るともいえません。

職歴としてみなされる

期間従業員とアルバイトの違い
履歴書上アルバイトについては職歴に書かなくても良いものとされます。一般的に職歴なしで空白期間となるがアルバイト経験ありと口頭説明すれば事足りるケースがほとんどでしょう。

期間従業員はアルバイト同様に非正規雇用の有期契約ですが、保険契約上は正社員と同列に扱われることから職務経歴書にも記載しなければならない職歴になります。

アルバイトと期間従業員の違い

以上のことから、期間従業員とアルバイトの違いに関して、特に自動車関連期間工の場合は生活費がかからない点、また職歴として残しても問題無いかについて、この2点が特に大きな違いとなります。

寮で生活する場合には、地元になかなか戻れないということもあるので、その3点について考えて答えを出せば、どちらが自分にとって望ましいかが見えてくるのではないでしょうか。