工場と仕事

期間工の研修期間は何をしてどう過ごすのか

自動車関連の期間従業員になる事が決まると、何日にどこに来てください、という案内が届きます。

同じ日に赴任する期間従業員は一度全員が一堂に会することになります。多い日では150人ほどが集合することになり、そのほとんどの人とはもう2度と顔をあわせることもないでしょう。

初日からおおよそ1週間は座学

期間工は赴任後何をするのか
初日は今後の流れの説明と事務手続きが行われます。簡単な身体検査があるかもしれませんが、基本的には仮住まいとなる部屋の鍵を受け取り、寮での過ごし方の案内、期間工登録、写真撮影などで終えることになります。

翌日が健康診断になる場合、夕飯は特別メニューを食べるように言われると思いますが、近隣のファミリーレストランで外食したり、コンビニに買い物に行ったりする期間工も存在します。

健康診断は別場所へ移動

健康診断を受ける期間工
翌日は健康診断となる場合が多いのですが、多くの場合は専門施設への移動が伴います。ここでは身長体重から血圧、血液検査、心電図検査、視力・聴力検査、色盲検査、尿検査、問診、簡単な運動が行われます。

簡単な運動については企業によって異なりますが、片足立ち、グーパー確認、手首や足首の可動確認などがあります。手首や足首を内回し、外回しできるか、グーパーグーパーできるか、片足で立てるかなどは事前に練習もできるので、苦手な人は確認しておくと良いでしょう。

座学は企業説明や事務手続き

面接時にも簡単な説明があった企業説明が、ここではより詳細にレクチャーされます。企業の歴史や工場の説明、現在の作業内容など会社説明に加え、会社の規則や期間従業員規則の説明も行われます。

多くの方が眠気に襲われる段階ですが、うとうとする人には「これも給料が出ている仕事です」という厳しい言葉が投げかけられることになるでしょう。それでも眠気に負ける人はどうしてもいますが・・・

給料がどう計算されるか、有給休暇はいつつくのか、禁止事項は何か、というものを事細かく説明されます。また、給与支払い先の登録や保険加入の手続きなどがあります。対応できない銀行などもあるので確認しておきましょう。赴任する際の資料に書いてあるはずなので、もし対応できない銀行の場合は赴任までに口座開設をしておくこと、また当日銀行口座情報を手元に持っておきましょう。銀行コードはメモしておくと便利です。

銀行コード検索(外部サイト)
主要な銀行コードを以下に記載しておきます。
・イオン銀行 – 0040
・ジャパンネット銀行 – 0033
・スルガ銀行 – 0150
・セブン銀行 – 0034
・みずほ銀行 – 0001
・三井住友銀行 – 0009
・三菱UFJ銀行 – 0005
・ゆうちょ銀行 – 9900
・楽天銀行 – 0036
・りそな銀行 – 0010

健康保険に関しては、妻子持ちの方については扶養に入るかどうかで不明な方がおられますので、これも事前に確認をしておきましょう。妻子の生年月日なども確認が必要です。

昨年度の源泉徴収票なども持参する指示があれば、必ず持っていきましょう。年度末に必要になるので、マイナンバーカードも赴任時には持っていくか、コピーを用意しておくと手間が省けます。

簡単な作業訓練

作業訓練の簡単な説明
次に簡単な作業訓練が行われる場合があります。ここでは、どの作業手順で行えば効率的な動きができるか、基礎的な考え方を伝授してもらえます。ただ現場で使うことはほとんどありません。あくまでも考え方であり、そういう意識で動きなさい、ということです。

赴任する工場の連絡

ある程度座学が進むと、赴任する工場の伝達がおこなわれます。ここで各工場ごとに期間工が移動となり、仮住まいからも移動となります。赴任先の工場でも簡単な作業訓練があります。また、このタイミングで従業員カードが渡されることになるでしょう。

工場配属になったら

工場配属になれば、各工場での決め事や作業案内が行われます。初日はほぼ顔合わせと安全やエラーに対しての心得などで終わると思われます。

ここまで来て最初の1週間が終わる、といった流れでしょう。メーカーによって多少変わりますが、最初の1週間で会社のこと、工場のこと、工程のこと、ざっくりとした説明を受け、軽い筋肉痛を伴って土日を過ごし、翌週から本格的に勤務開始という流れになるでしょう。

健康診断の結果が思わしくない場合は2週間目働くことなく帰宅を促されることもあるようです。

赴任先と配属先は異なるので、赴任時にはあまり荷物を持っていかないほうが良いでしょう。家族がいれば後日荷物を送ってもらうと良いのですが、家族がいない場合は、2週間後など先の予定で荷物を発送しておき、配属先が決まった段階で転送手続きをとる、というのも1つの方法になります。

以上が、期間工に赴任してから1週間ほどの流れです。何も作業せずとも給料が出る美味しい期間ではありますが、眠気と戦いながら眠ってもいけない、退屈な1週間でもあります。本格的な仕事の前の心構えの期間といったところです。